300年以上の歴史を誇る当神社には、歴史的に貴重な品々が数々保存されております。
その一部をご紹介しましょう。
三番叟(さんばそう)とは能楽の「翁」(式3番)で、
千歳(センサイ)・翁の舞に続き狂言方が演じる部分とその舞のことです。
大漁祈願のため場所請負人野口屋又蔵が奉納したもの
文久3年北蝦夷地(樺太)久春古丹の警備を終え帰陣した礼として、弁財社に奉納。
ロシア皇帝エカテリーナⅡ世(在位1762~96)として伝えられてきた女性肖像画です。
ちなみに伊東藤翁は白老元陣屋の医師です。
この石は天災を予知したり、戦の時にこの石の動きによって逃げ延びたりしたと云う
言い伝えがある石です。
御影石で、東北は仙台から伝わった物です。
御鈴は元禄元年五月一日作製されたもので、銅板に金を埋めた名作であります。
300年以上前に作られたものです。
平成13年1月、仙台藩白老元陣屋跡にある塩釜神社の棟札が2枚保存されているのが見つかりました。
1枚は明治44年12月の上棟式(遷宮)のもので、「宮柱太敷立」と祝詞の一部や塩釜神社三大神を記しており、棟梁・菊地松太郎、
願主・岡田保成、社掌・鈴木健治(二代目宮司)と墨書されています。
もう1枚は大正13年6月15日の大改築の棟札で、大工・伊藤勇吉、世話係・太田律三郎、神職・鈴木健治と記載されています。
これは平成11年に宮城県の塩釜神社から奉納旅行団が陣屋を訪れた時、当神社に保存してある資料を再点検していた所、発見・確認されたものです。
通常は改築の際におはらいして焼却するのですが、二代目宮司が歴史的資料として保存していたと思われます。
[新聞記事より]